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2011年2月6日日曜日

「RED」を観た

割と久々かもしれない、主演ブルース・ウィリスのアクション映画、
「RED」を観てきました。
とにかく俳優陣が豪華だから却って過剰な期待をしないようにしていたけど、
そんな不安を裏切る痛快な映画で、すんなり堪能できました。

原作の方は知らないのですが、スパイものといえばCIA…という、
何度目だ、というようなオーソドックスなプロットではあったものの、
細かいところまできちんとフォローした丁寧なシナリオで、
しかもアメリカ中を駆けまわるテンポの良い展開、、実によく出来てます。

キャストも、良い具合に潰しあうことなくそれぞれの持ち味を発揮してました。
ブルース・ウィリスは言わずもがな、飄々としながら凄まじい行動力を見せるし、
ヘレン・ミレンはあの歳なのに色っぽくも惜しみなく銃器を使い倒すし、
ジョン・マルコヴィッチのキレた演技にはとにかく笑わされるし。
40代半ばとは思えないメアリー=ルイーズ・パーカーの茶目っ気も魅力的。
そして、裏で糸をひく悪辣な死の商人をある種コミカルにさえ見せるリチャード・ドレイファスの懐の深さ。
これはドンパチシーンをただただ冗長に垂れ流すアクション映画とは次元が違う。
強いて不満を言えば、モーガン・フリーマン演じる食えない爺さんの出番が少ないことくらい。

何しろ、ファンからすればブルース・ウィリスが役柄とはいえ、
リタイアド=年金生活者として登場するのは少し複雑かも知れませんが、
観ればそれも杞憂に終わります。というか、そんな設定はどこへやらという感じ。
敵役のCIAの兄ちゃんに何度か「グランパ」呼ばわりされるのに違和感すら覚えるほど。
リアルに爺さんなアーネスト・ボーグナイン(94歳!)の元気りんりんな様子をみれば負けてられないか。

それにしても、どの筋からの命令かも分からないで淡々と任務を遂行するCIA、
という皮肉も込めつつ、殆どテロすれすれの展開に傾きかける流れを、
ギリギリの線で手堅く軟着陸で締めるあたり、別の意味でもハラハラさせてくれる作品でした。
エクスペンダブルズでガッカリした人も、本作には充分満足できるはず。
おすすめです。


【公式】http://www.movies.co.jp/red/
【参考】RED/レッド - Wikipedia

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